新NISAの徹底活用を目指して、初心者にも分かりやすいお悩み解決記事を書きました。(ファイナンシャルプランナー2級、AFP)
当記事では、新NISAで人気の全世界株式の投資信託
・「eMAXIS Slim 全世界株式(オールカントリー)」
・「楽天・オールカントリー株式インデックス・ファンド」
について、その違い・メリット・デメリットを、わかりやすくまとめました。
『新NISA』銘柄選びのお役に立てば幸いです。
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「eMAXIS Slim オルカン」とは?
「eMAXIS Slim オルカン」は、三菱UFJアセットマネジメントが運用する投資信託で……
正式名称は「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」、一般的に「イーマクシス・スリム オール・カントリー」、略称「オルカン」と呼ばれます。
文字通り全世界の株式に投資できるもので、全世界株指数MSCIオール・カントリー・ワールド・インデックス(ACWI)を参考に運用されています。
ACWIは、先進国23カ国と新興国24カ国の47カ国の大中型株から成る株価指数で、2900銘柄以上が含まれています。
先進国・地域 (23ヵ国・地域) | 新興国・地域 (24ヵ国・地域) |
アメリカ・日本・イギリス・フランス・カナダ ・スイス・ドイツ・オーストラリア ・フィンランド・ノルウェー・イスラエル ・アイルランド・ポルトガル ニュージーランド ・オーストリア・オランダ・デンマーク ・スウェーデン・スペイン・イタリア・香港 ・シンガポール・ベルギー | 中国・インド・台湾・韓国・ブラジル ・サウジアラビア・南アフリカ・メキシコ ・インドネシア・ギリシャ・ペルー ・ハンガリー・チェコ・コロンビア ・エジプト・タイ・アラブ首長国連邦 ・マレーシア・カタール・クウェート ・ポーランド・トルコ・フィリピン・チリ |
構成比率では、先進国が約90%、新興国が約10%となっており……
先進国の内数は、米国株が62.3%、日本株が5.6%、イギリス株が3.3%です(24年3月末情報)。
「オルカン」はACWIをベンチマークとしているので、投資家が「オルカン」を購入すると、全世界の株式に分散投資されることと同じになります。
「楽天・オールカントリー」とは?
「楽天・オールカントリー」は、2023年10月27日より運用が開始された、楽天投信投資顧問が運用する全世界株式ファンドです。
正式名称は「楽天・オールカントリー株式インデックス・ファンド」で、略称は「楽天・オールカントリー」と呼ばれます。
「楽天・オールカントリー」も、全世界株指数MSCIオール・カントリー・ワールド・インデックス(ACWI)を参考に運用されており、「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」の楽天版とも言えます。
2024年10月時点で「楽天・オールカントリー」を購入できるのは、楽天証券のみとなってます。
「eMAXIS Slim オルカン」と「楽天・オールカントリー」比較表
では、ACWIを参考に運用される全世界ファンド「eMAXIS Slim オルカン」と「楽天・オールカントリー」は、何が同じで何が違うのか?まずは、比較表で見てみましょう。
パット見は、ほぼ似ているが、ところどころ違うところが有るといった感じですね!
(月間レポート:2024年9月30日情報) | eMAXIS Slim オルカン(月次レポート:2024年9月30日情報) | 楽天・オールカントリー|
運用会社 | 三菱UFJアセットマネジメント | 楽天投信投資顧問 |
設定日 | 2018年10月31日 | 2023年10月27日 |
決算日 | 4月25日 | 7月15日 |
純資産額(億円) | 41,299.86 | 2,085.30 |
ベンチマーク | MSCI ACWI | MSCI ACWI |
投資対象 (マザーファンド) | ・外国株式インデックスマザーファンド ・新興国株式インデックスマザーファンド ・日本株式インデックスマザーファンド | ・楽天・日本株式インデックス・マザーファンド ・楽天・先進国株式(除く日本)インデックス・マザーファンド ・楽天・エマージング株式インデックス・マザーファンド |
組入上位10銘柄 | 1.APPLE INC(アメリカ):4.1% 2.MICROSOFT CORP(アメリカ):3.8% 3.NVIDIA CORP(アメリカ):3.7% 4.AMAZON COM INC(アメリカ):2.2% 5.META PLATFORMS INC-CLASS A(アメリカ):1.5% 6.ALPHABET INC-CL A(アメリカ):1.2% 7.ALPHABET INC-CL C(アメリカ):1.0% 8.TAIWAN SEMICONDUCTOR MANUFAC(台湾):1.0% 9.BROADCOM INC(アメリカ):1.0% 10.TESLA INC(アメリカ):0.8% | 1.APPLE INC(アメリカ):4.0% 2.MICROSOFT CORP(アメリカ):3.7% 3.NVIDIA CORP(アメリカ):3.6% 4.iShares Core MSCI Emerging Markets ETF(その他):2.4% 5.AMAZON COM INC(アメリカ):2.1% 61.META PLATFORMS INC(アメリカ):1.5% 7.ALPHABET INC(アメリカ):1.2% 8.ALPHABET INC(アメリカ):1.0% 9.BROADCOM INC(アメリカ):0.9% 10.TESLA INC(アメリカ):0.9% |
組入上位10ヵ国 | 1.アメリカ:62.5% 2.日本:5.0% 3.イギリス:3.3% 4.カナダ:2.7% 5.フランス:2.5% 6.スイス:2.2% 7.インド:2.1% 8.ドイツ:2.0% 9.台湾:1.9% 10.ケイマン諸島:1.7% | 1.アメリカ:60.8% 2.日本:4.9% 3.イギリス:3.1% 4.カナダ:2.6% 5.フランス:2.4% 6.スイス:2.1% 7.ドイツ:1.9% 8.オーストラリア:1.6% 9.オランダ:1.0% 10.デンマーク:0.8% |
組入上位業種 | 1.情報技術:23.9% 2.金融:15.9% 3.ヘルスケア:10.6% 4.一般消費財・サービス:10.4% 5.資本財・サービス:10.4% 6.コミュニケーション ・サービス:7.5% 7.生活必需品:6.2% 8.素材:4.0% 9.エネルギー:3.9% 10.公益事業:2.6% | 1.情報技術:20.9% 2.金融:13.1% 3.ヘルスケア:9.9% 4.資本財・サービス:9.5% 5.一般消費財・サービス:8.7% 6.コミュニケーション ・サービス:6.4% 7.生活必需品:5.5% 8.エネルギー:3.3% 9.素材:3.2% 10.公益事業:2.3% 11.不動産:2.0% |
信託報酬(%) | 0.05775 | 0.0561 |
「eMAXIS Slim オルカン」と「楽天・オールカントリー」の違い
では、何がどの様に違うのか、以下7項目について個々を比較してみましょう。
- 設定日と資産規模
- ベンチマーク
- ファンドの仕組みの違い
- 組入上位10銘柄の違い
- 組入上位10カ国の違い
- 組入上位業種別構成比(セクター)の違い
- コストの違い
1.設定日と資産規模
(月間レポート:2024年9月30日情報) | eMAXIS Slim オルカン楽天・オールカントリー (月次レポート:2024年9月30日情報) | |
運用会社 | 三菱UFJアセットマネジメント | 楽天投信投資顧問 |
設定日 | 2018年10月31日 | 2023年10月27日 |
決算日 | 4月25日 | 7月15日 |
純資産額(億円) | 41,299.86 | 2,085.30 |
「eMAXIS Slim オルカン」は、設定日が2018年10月31日で、2024年10月時点で6年ほど運用されています。
一方の、「楽天・オールカントリー」は、2023年10月27日からと2024年10月時点で約1年のとても若いファンドです。
純資産額で「eMAXIS Slim オルカン」は4兆円超で、2千億円超の「楽天・オルカン」とは、資産規模で約20倍程の開きが有ります。
2.ベンチマーク
(月間レポート:2024年9月30日日情報) | eMAXIS Slim オルカン(月次レポート:2024年9月30日情報) | 楽天・オールカントリー|
ベンチマーク | MSCI ACWI | MSCI ACWI |
ベンチマークは、「eMAXIS Slim オルカン」「楽天・オールカントリー」共に、全世界株指数MSCIオール・カントリー・ワールド・インデックス(ACWI)となっており同じです。
どちらもベンチマークは同じですが、内容は全く同じという訳ではありません。
では、このベンチマーク達成の為の内容について見てみましょう。
3.ファンドの仕組みの違い
投資対象は、『外国株式』『新興国株式』『日本株式』の3つのインデックスマザーファンドに投資をするスタイルです。
「eMAXIS Slim オルカン」「楽天・オールカントリー」共に仕組みは同じです。
◆eMAXIS Slim オルカン
◆楽天・オルカン
細かく見ると、「eMAXIS Slim オルカン」は「株式等」と株式と先物取引等を利用して運用されていますが、「楽天・オールカントリー」は上場投資信託証券(ETF)が含まれている違いが有ります。
4.組入上位10銘柄の違い
組入上位10銘柄を比較してみると、仕組みでの投資の違いが分かります。
(月間レポート:2024年9月30日情報) | eMAXIS Slim オルカン(月次レポート:2024年9月30日情報) | 楽天・オールカントリー|
組入上位10銘柄 | 1.APPLE INC(アメリカ):4.1% 2.MICROSOFT CORP(アメリカ):3.8% 3.NVIDIA CORP(アメリカ):3.7% 4.AMAZON COM INC(アメリカ):2.2% 5.META PLATFORMS INC-CLASS A(アメリカ):1.5% 6.ALPHABET INC-CL A(アメリカ):1.2% 7.ALPHABET INC-CL C(アメリカ):1.0% 8.TAIWAN SEMICONDUCTOR MANUFAC(台湾):1.0% 9.BROADCOM INC(アメリカ):1.0% 10.TESLA INC(アメリカ):0.8% | 1.APPLE INC(アメリカ):4.0% 2.MICROSOFT CORP(アメリカ):3.7% 3.NVIDIA CORP(アメリカ):3.6% 4.iShares Core MSCI Emerging Markets ETF(その他):2.4% 5.AMAZON COM INC(アメリカ):2.1% 61.META PLATFORMS INC(アメリカ):1.5% 7.ALPHABET INC(アメリカ):1.2% 8.ALPHABET INC(アメリカ):1.0% 9.BROADCOM INC(アメリカ):0.9% 10.TESLA INC(アメリカ):0.9% |
「eMAXIS Slim オルカン」の上位10銘柄は全て個別株です。
一方「楽天・オールカントリー」は、4位に「iShares Core MSCI Emerging Markets ETF(その他):2.4%」の、ETFが含まれています。
「iShares Core MSCI Emerging Markets ETF」は……
iシェアーズ・コア MSCI エマージング・マーケット ETFは、新興国の大型、中型および小型株式で構成される指数と同等の投資成果を目指しています。
引用:BlackRock公式サイト
となっており、新興国の投資にETFが使われていることが分かります。
また、3位までの「楽天・オールカントリー」の銘柄は、「eMAXIS Slim オルカン」と同じですが……
「eMAXIS Slim オルカン」の8位は「TAIWAN SEMICONDUCTOR MANUFAC(台湾):1.0%」となっており、「eMAXIS Slim オルカン」は新興国も個別株式での投資となっていることが分かります。
5.組入上位10カ国の違い
続いて、組入上位10ヵ国の比較です。
(月間レポート:2024年9月30日情報) | eMAXIS Slim オルカン(月次レポート:2024年9月30日情報) | 楽天・オールカントリー|
組入上位10ヵ国 | 1.アメリカ:62.5% 2.日本:5.0% 3.イギリス:3.3% 4.カナダ:2.7% 5.フランス:2.5% 6.スイス:2.2% 7.インド:2.1% 8.ドイツ:2.0% 9.台湾:1.9% 10.ケイマン諸島:1.7% | 1.アメリカ:60.8% 2.日本:4.9% 3.イギリス:3.1% 4.カナダ:2.6% 5.フランス:2.4% 6.スイス:2.1% 7.ドイツ:1.9% 8.オーストラリア:1.6% 9.オランダ:1.0% 10.デンマーク:0.8% |
「eMAXIS Slim オルカン」と「楽天・オールカントリー」の上位6か国までは比率の違いこそあるものの、国名・順位ともに同じですが……
7位以下は異なり「eMAXIS Slim オルカン」では、インド・台湾・ケイマン諸島が入っています。
同じ、MSCI ACWI をベンチマークとしながらも「楽天・オールカントリー」と異なっていることが分かります。
6.組入上位業種別構成比(セクター)の違い
(月間レポート:2024年9月30日情報) | eMAXIS Slim オルカン(月次レポート:2024年9月30日情報) | 楽天・オールカントリー|
組入上位業種 | 1.情報技術:23.9% 2.金融:15.9% 3.ヘルスケア:10.6% 4.一般消費財・サービス:10.4% 5.資本財・サービス:10.4% 6.コミュニケーション ・サービス:7.5% 7.生活必需品:6.2% 8.素材:4.0% 9.エネルギー:3.9% 10.公益事業:2.6% | 1.情報技術:20.9% 2.金融:13.1% 3.ヘルスケア:9.9% 4.資本財・サービス:9.5% 5.一般消費財・サービス:8.7% 6.コミュニケーション ・サービス:6.4% 7.生活必需品:5.5% 8.エネルギー:3.3% 9.素材:3.2% 10.公益事業:2.3% 11.不動産:2.0% |
組入上位業種は「eMAXIS Slim オルカン」と「楽天・オールカントリー」でほぼ同じ業種が入っていますが、構成比や順位がやや異なります。
7.コストの違い
(月間レポート:2024年9月30日情報) | eMAXIS Slim オルカン(月次レポート:2024年9月30日情報) | 楽天・オールカントリー|
信託報酬(%) | 0.05775 | 0.0561 |
信託報酬は、「楽天・オールカントリー」の方が低くなっています。
但し、わずかな差です。
「eMAXIS Slim オルカン」は、2023年9月8日に、0.1133%以内から、0.05775%に引き下げられました。
楽天・オールカントリーとの違いが大きくなるようであれば、さらなる引き下げも期待できそうですね。
「eMAXIS Slim オルカン」と「楽天・オールカントリー」のメリットとデメリットと、おすすめの人?
これまで、両者の違いを見てきました。
それぞれをまとめて、メリットとデメリットと、おすすめの人という視点で見てみます。
「eMAXIS Slim オルカン」のメリットとデメリット
eMAXIS Slim オルカンのメリット | eMAXIS Slim オルカンのデメリット |
・国内最大手の三菱UFJアセットマネジメント が運用する純資産が4兆円超の信頼感 ・業界最低水準の運用コスト ・運用期間5年の実績 ・世界分散投資でのリスクヘッジ ・先進国だけではない新興国も含む資産運用 | ・世界分散されているが、約6割は米国に集中 ・分散している為、特定地域の好景気の反映が小さい ・楽天証券では投信保有ポイントの付与対象ではない。 |
「eMAXIS Slim オルカン」のメリット
「eMAXIS Slim オルカン」を運用する三菱UFJアセットマネジメントは、三菱UFJフィナンシャル・グループ(MUFG)の資産運用会社で、国内最大手としての安心感があります
「eMAXIS Slim オルカン」は、様々なインターネット証券で購入する事ができ、コロナ禍後の経済の回復や新NISA開始以降の人気も有って、純資産が大きく伸び4兆円超の勢いです。
その為さらなる分散投資効果が期待できるという安心感も生まれます。
コスト面では、eMAXIS Slimシリーズは『業界最低水準の運用コストを目指す』としてあり、実際に「eMAXIS Slim オルカン」の信託報酬は、2023年9月8日に、0.1133%以内から0.05775%に引き下げられました。
さらに純資産が増えた事で、今後のコストダウンも期待できそうです。
設定日は2018年10月31日で、コロナウィルスでの元本割れを経験しているものの、短期間で回復し右肩上がりで伸びている実績が有ります。
投資地域は、先進国23カ国と新興国24カ国の47カ国なので、分散投資という面でも他の投資信託には無いメリットが有ります。
「eMAXIS Slim オルカン」のデメリット
メリットの多い「eMAXIS Slim オルカン」ですが……デメリットも有ります。
世界分散といえども63%は米国株となっており、米国の株価下落は「eMAXIS Slim オルカン」に大きく影響する事になります。
半面、世界分散してる為、ある地域の好景気で株価が上がっても構成比が低い為に影響が小さいという事も有ります。
リスクとメリットは相反する為、致し方無しといったところですね。
楽天証券に限ったところですが、楽天証券の投信保有ポイントは、指定の楽天ブランドの投信に限られており、「eMAXIS Slim オルカン」は楽天証券で保有ポイントが付かないといデメリットが有ります。
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「楽天・オールカントリー」のメリットとデメリット
楽天・オールカントリーのメリット | 楽天・オールカントリーのデメリット |
勢いのある楽天証券の名を冠した新規ファンドの期待感 業界最低水準の運用コスト 世界分散投資でのリスクヘッジ 先進国だけではない新興国も含む資産運用 | 新ファンドで有るが為の実績不足 楽天証券でのポイント付与対象 世界分散されているが、約6割は米国に集中 分散している為、特定地域の好景気の反映が小さい |
楽天・オールカントリーのメリット
「楽天・オールカントリー」は、楽天証券ユーザーだけが買える、低コストのオルカンであることが最大のメリットです。
信託報酬は「eMAXIS Slim オルカン」よりも低く、さらに投信保有で楽天ポイントも貯まります。
ベンチマークも「eMAXIS Slim オルカン」と同じなので、全世界への分散投資もなされています。
楽天・オールカントリーのデメリット
デメリットは、設定後まだ1年しか経過しておらず、実績が無くリスクが見えない事です。
設定1年で、2千億円越の純資産を集めているところは、楽天証券のブランドと人気の成せるところですが……
長期に資産を一点集中させるには、実績が短く不安は拭えません。
また、世界分散ではあるものの、米国が6割を占めている点は「eMAXIS Slim オルカン」同様です。
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「emaxis slim オルカン」と「楽天・オールカントリー」の違いで良くある質問
Q1.eMAXISとオルカンの違いは何ですか?
「eMAXIS」は、三菱UFJアセットマネジメントが運用する『業界最低水準の運用コストを目指す』投資信託のブランドの1つです。
オルカンはオールカントリーの略語で、全世界を意味しています。
「eMAXIS Slim オルカン」は、全世界の株式に分散投資できる投資信託として人気を集めています。
Q2.楽天・オールカントリーとは?
「楽天・オールカントリー」は、正式名称「楽天・オールカントリー株式インデックス・ファンド」で、楽天投信投資顧問が運用する全世界株式ファンドです。
2023年10月27日に設定されて、全世界株指数MSCIオール・カントリー・ワールド・インデックス(ACWI)をベンチマークに運用されています。
2024年4月時点で「楽天・オールカントリー」を購入できるのは、楽天証券のみとなってます
Q3.eMAXISとSlimの違いは何ですか?
三菱UFJアセットマネジメントの「eMAXIS」は店舗型を含む様々な証券会社で購入できます。
一方「eMAXIS Slim」は取扱い金融機関が限られており、ネット取引でのみ購入可能です。
また手数料は、「eMAXIS Slim」の方が「eMAXIS」よりも安く設定されています。
まとめ
人気の投資銘柄「emaxis slim オルカン」と「楽天・オールカントリー」を比較してきました。
どちらも全世界分散のリスクヘッジされた商品なので、長期運用となる新NISAとの相性もバッチリです。
但し、似ている様で異なる部分も有りました。
「eMAXIS Slim オルカン」は実績もあるので安心度はより高いですが……
「楽天・オールカントリー」の付与ポイントに魅力がある場合は、両者に分散投資するのも有りな選択肢かと思います!
いずれにせよ、ご自身の置かれた口座環境で比較して、納得して選ぶことが大切ですね。
当記事が、新NISA口座開設のお役に立てば幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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