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【SBI経済圏のはじめ方】楽天・PayPay・ドコモ経済圏と何が違う?

管理人Mat

新NISAの徹底活用を目指して、SBI証券に関するSBI経済圏の記事を書きました。(ファイナンシャルプランナー2級、AFP)

当記事では、SBI証券を利用する事で得られる、Vポイント(旧Tポイント)のSBI経済圏について、

をまとめました。

SBI証券は口座開設数No.1で、新NISAでも人気の証券会社です。

経済圏を有効活用して、SBI証券をお得に利用しましょう。

目次

SBI経済圏とは?

SBI経済圏とは、SBIホールディングスと三井住友グループが核となった「経済圏」を指します。

証券、銀行、カード決済などの金融サービスを組み合わせて利用することで、ポイントや手数料の優遇が受けられます。

中でもSBI証券は国内のネット証券で口座数No.1を誇り、手数料の安さと多様な金融商品・投資活動でのポイント獲得に定評があります。

SBI経済圏
証券会社SBI証券
銀行三井住友銀行
SBI新生銀行
住信SBIネット銀行
クレジットカード三井住友カード
貯まるポイントVポイント
決済Oliveフレキシブルペイ
保険SBI損保

SBI証券と連携できるSBI経済圏の銀行は「SBI新生銀行」「住信SBIネット銀行」「三井住友銀行」の3つがあります。

メインのクレジットカードは三井住友銀行の「三井住友カード」で、SBI証券のクレカ積立で「Vポイント」がもらえる唯一のカードとなっています。

三井住友の「Vポイント」は、これまでの「Tポイント」と合併して、新しい「青と黄色のVポイント」(以下Vポイント)として2024年4月22日からスタートしました。

SBI証券の取り扱いポイントには「Vポイント」「Pontaポイント」「dポイント」「JALマイル」「PayPayポイント」がありますが、SBI経済圏内では「Vポイント」が、最も貯めることのできる案件の多いポイントとなっています。

SBI経済圏のメリット

SBI経済圏には以下5つのメリットが挙げられます。

SBI経済圏のメリット
  1. クレカ積立の還元率が高い
  2. 投資信託の残高でポイントが貯まる
  3. 対象のコンビニや飲食店でのクレカ利用で最大20%のポイントアップ特典がある
  4. 三井住友銀行のOliveアカウント申し込みで、他行宛銀行送金が無料になる
  5. SBI証券とSBI新生銀行の連携で、普通預金金利が0.3%にアップ!し他行宛送金も無料になる

1.SBI証券のクレカ積立は0.5%~3.0%の高い還元率なので、NISAの積立はクレカ積立が最もお得です。

2.SBI証券では、投資信託を保有するだけでもポイントが貯まります。

3.三井住友カードのお買い物利用で最大20%のポイント特典が受けられるお店があります。

4.SBI経済圏の三井住友銀行を利用する事で、他の銀行への送金が無料になります

5.SBI新生銀行をSBI証券と連携させることで、普通預金金利が3.0%にアップし、他の銀行への送金が無料になります。

内容から、SBI証券・三井住友銀行やSBI新生銀行などの金融系のサービスがメリットの主体であることが分かります。

これらのメリットを活かせるように、次項の「SBI経済圏のおすすめの始め方」で解説していきます。

管理人Mat

SBI証券とSBI新生銀行の連携による優遇では、普通預金金利が0.3%にアップします。
0.3%は他行の定期預金7年以上の金利なので驚きです!

SBI経済圏のおすすめの始め方

SBI経済圏のメリットを活かす為には、SBI証券と三井住友カードの効果的な利用がカギとなります。

おすすめの始め方は……以下の流れです。

SBI経済圏のおすすめの始め方

1.SBI証券で口座を開設する

引用:SBI証券

SBI経済圏の中核をなすのは、SBI証券です

SBIグループの銀行との連携の核となり、NISAのクレカ積立でも必要です。

まずは無料で開設できる、SBI証券の総合口座を開設します。

開設方法は『SBI証券の新NISA】始め方と買い方は?つみたて手続きとやり方を解説』をご覧ください。

2.三井住友カードを発行する

続いて、SBI証券で唯一クレカ積立のできる「三井住友カード(NL)」の発行手続きを行います。

すでに「三井住友カード(NL)」を所持している場合は、新規に発行する必要はありません。

三井住友カードは、「三井住友カード(NL)」「三井住友カードゴールド(NL)」「三井住友カード プラチナプリファード」の3グレードがあります。

年会費や次の項で解説する「クレカ積立還元率」に違いが有ります。

おすすめは、年会費無料で使える「三井住友カード(NL)」と、一度でも年間100万円を利用すると年会費が永年無料になる「三井住友カードゴールド(NL)」です。

三井住友カード(NL)三井住友カードゴールド(NL)三井住友カード
プラチナプリファード
カードデザイン
年会費永年無料5,500円(税込)
※年間100万円の利用で、
翌年以降永年無料
33,000円(税込)
貯められるポイントVポイント
クレカ積立還元率0.5%1.0%3.0%
(2024年10月まで5.0%)

3.Vポイントの「サービス申し込み」と「メインポイントの設定」を行う

SBI証券でVポイントの「サービス申し込み」と「メインポイントの設定」を行います。(リンクのSBI証券サイトに分かりやすい登録手順説明があります)

ここでVポイントをメインポイントに登録しておくことで、投信マイレージのポイント獲得ができる様になります。

SBI証券の口座開設時に忘れずに行っておきたい手続きです。

投信マイレージは投資信託の銘柄によって、月間保有金額に対して最大0.25%のポイントが付与されます。

月間平均保有金額ポイント付与率(※1,000万円以上)
通常銘柄0.1% (※0.2%)
SBIプレミアムセレクト銘柄0.15% (※0.25%)
その他指定銘柄ファンド毎に設定
0.01~0.063%
管理人Mat

筆者は、しばらくの間、Vポイントを登録しておらず、投資信託の保有ポイントを獲得できていませんでした。
もったいないので、SBI証券口座開設をして三井住友カードを入手したら、まず初めに設定しておきましょう。

4.SBI証券でクレカ積立設定をする

SBI証券の積立カードに「三井住友カード」を登録して、新NISAの積立投資や投資信託などの積立投資を、「三井住友カード」で設定します。

毎月の積立投資でVポイントが貯まっていきます。

ポイントの付与率は、「三井住友カード」のカードランクによって異なり、

  • 年会費永年無料の三井住友カード(NL)が、還元率0.5%
  • 年会費5,500円(税込)で、年間100万円の利用をすると翌年以降永年無料の三井住友カードゴールド(NL)が1.0%
  • 年会費33,000円(税込)の三井住友カード プラチナプリファードが3.0%(2024年10月まで5.0%)

の還元率となっています。

三井住友カード(NL)三井住友カードゴールド(NL)三井住友カード
プラチナプリファード
カードデザイン
年会費永年無料5,500円(税込)
※年間100万円の利用で、
翌年以降永年無料
33,000円(税込)
貯められるポイントVポイント
クレカ積立還元率0.5%1.0%3.0%
(2024年10月まで5.0%)

積立方法は『SBI証券の新NISA】始め方と買い方は?つみたて手続きとやり方を解説』をご覧ください。

5.Oliveアカウントを開設し、三井住友カード・Olive対象店舗でカードを利用する

Oliveは三井住友銀行口座やクレジットカード・SBI証券の資産運用を一括で管理できるアプリです。

Oliveアカウントを開設して三井住友カードを対象のコンビニや飲食店で利用すると、お得にポイントを貯められます。

最大還元率は20%!

6.SBI新生銀行で口座開設してSBI証券と口座連携する

SBI経済圏では、SBI新生銀行の利用がお得で、おすすめです。

SBI証券とSBI新生銀行を連携させる「SBI新生コネクト」を行うことで、最上位のダイヤモンドステージにいきなり成れます。

普通預金金利が0.3%、他行へのネット振込が10回まで無料など、特典優遇を受けることができます。

また、他行からの振込で1回25ポイント(月最大200ポイント)をもらえます。(要エントリー)

7.住信SBIネット銀行で口座開設をする

住信SBIネット銀行も、SBIグループの銀行で、独自のポイントサービス「スマートプログラム」を行っています。

給与/年金受取や口座振替(銀行引落)でスマプロポイントが自動で貯まっていく上に、アプリでの認証設定をするだけで他行宛の振込が5回まで無料になります。

スマプロポイントは、500ポイント以上から1ポイント1円相当で現金に交換が可能で、JALマイレージバンクに登録していると、JALのマイルにも交換できます。

三井住友銀行や住信SBIネット銀行と共に上手く利用することで、効率よくポイントを獲得しながら、すべての振込回数を無料にSBI経済圏の銀行を活用することができます。

ポイント対象商品・サービス条件獲得ポイント
外貨預金・仕組預金月末残高合計300万円以上100pt/月
ミライノ カード(JCB)月内引落金額合計5万円以上100pt/月
給与受取いずれか利用30pt/月
年金受取
定額自動入金
口座振替(銀行引落)1件以上引落しあり5pt/月
外貨積立月1万円以上積立10pt/月
純金積立月5,000円以上積立10pt/月

SBI経済圏とほかの経済圏の比較

SBI経済圏を他の経済圏と比較してみましょう。

SBI経済圏は、他の経済圏に比べてECサイトや通信系でのポイントが得られない分規模は小さくなっています。

金融系に特化した特徴があります。

経済圏SBI経済圏楽天経済圏PayPay経済圏ドコモ経済圏
対応カード三井住友カード楽天カードPayPayカードdカード
貯まるポイントVポイント他楽天ポイントPayPayポイントdポイント
ショッピング
ポイント還元率
0.5%1.0%1.0%1.0%
最大ポイント還元20%17%5%
銀行三井住友銀行
SBI新生銀行
住信SBIネット銀行
楽天銀行PayPay銀行三菱UFJ銀行
証券会社SBI証券楽天証券PayPay証券マネックス証券
クレカ積立ポイント付与率0.5~3.0%0.5~1.0%0.7%1.1%
決済Oliveフレキシブルペイ楽天ペイPayPayd払い
通信なし楽天モバイル
楽天ひかり
ソフトバンク
ソフトバンク光
Yモバイル
ドコモ
ドコモ光
ahamo
ECサイトなし楽天市場Yahoo!ショッピングdショッピング
レジャーなし楽天トラベルYahoo!トラベルなし
保険SBI損保楽天生命
楽天損保
PayPay保険ドコモスマート保険ナビ
ふるさと納税なし楽天ふるさと納税Yahoo!ふるさと納税dショッピングふるさと納税百選
電気なし楽天でんきソフトバンク電気ドコモでんき

楽天経済圏との比較と選び方

楽天経済圏は、楽天モバイルや楽天市場・楽天トラベルなど、生活にかかわるサービスを幅広く展開しており、楽天ポイントを獲得する機会が多くあります。

一方、SBI経済圏は、通信・ECサイト・レジャーなどでのサービスが無く、規模は楽天経済圏より小さくなります。

楽天カードでお買い物をして、楽天ポイントを貯めている場合は、楽天経済圏で楽天証券を開設するのがおすすめです。

一方、SBI経済圏のVポイント(旧Tポイント)は、クレカとは別にポイントを貯められるので、楽天経済圏と併用されているケースもあります。

その場合は、SBI証券とSBI新生銀行の口座を開設して連携する事で、SBI経済圏の特典を最大限活用するのがおすすめです。

ドコモ経済圏との比較と選び方

ドコモ経済圏は、モバイル通信最大手のドコモが運営するdポイントによる経済圏です。

d払いやdカードなどこれまでは通信や日常のショッピングがメインの経済圏でしたが、2023年のマネックス証券のグループ化で、マネックス証券でdカードでのクレカ積立が出来る様になりました。

これまでは証券会社は他の経済圏との併用がおすすめでしたが、ドコモ経済圏の中で完結できて利便性が高まったといえます。

PayPay経済圏との比較と選び方

PayPay経済圏は、キャッシュレス決済のPayPayを中核とする経済圏で、ソフトバンク携帯やYahoo!ショッピング・レジャーにふるさと納税など広範なサービスを擁しています。

但し証券会社「PayPay証券」は、前身のスマホ証券「One Tap BUY」から2021年2月に商号が変更された最も新しいネット証券会社です。

「PayPay証券」の新NISAつみたて投資枠の銘柄数は33本と、220本超の「SBI証券」と比べると少なく……

クレカ積立の還元率は0.7%、PayPayマネーやPayPayポイントでの積立還元は0.5%と低めです。

証券会社に関しては、SBI経済圏との併用など、PayPay経済圏に拘らず選んだ方が良さそうです。

SBI・楽天・ドコモ・PayPay経済圏の併用も1つの方法

SBI・楽天・ドコモ・PayPay経済圏は、ポイントを無駄にしなければ併用で使い分けもアリな方法です。

各経済圏には特徴があり、それぞれの良さを活かすという方法もあります。

PayPay経済圏でPayPayポイントを貯めている場合は、「PayPay証券」ではクレカポイントの還元率が良くありません。

SBI経済圏の三井住友カードで還元率を高め、Vポイントを他のポイントに交換するなど、最大限に獲得する方法を利用するのがおすすめです。

SBI経済圏のデメリット

尚、SBI経済圏にもデメリットは有り、以下の4つが挙げられます

SBI経済圏のデメリット
  • 独自のECサイトが無い
  • 経済圏に携帯電話キャリアが無い
  • 経済圏の規模が小さい
  • 三井住友銀行・SBI新生銀行・住信SBI銀行のどれが良いか分からない

独自のECサイトがない

SBI経済圏のショッピングモールは三井住友カードの運営する「ポイントUPモール」です。

こちらのモールから楽天市場やAmazonなども使えますが、独自のECサイトはありません。

そのためショッピングで獲得できるポイント規模は大きくありません。

携帯電話キャリアがない

SBI経済圏には、楽天経済圏やドコモ経済圏の様に携帯電話キャリアが無く、スマホを介したポイント獲得特典などがありません。

SBI経済圏にも携帯電話キャリアが欲しいところですね……

管理人Mat

主要な携帯電話キャリアは、独自の経済圏を囲っているため難しそうです。

経済圏の規模が小さい

SBI経済圏は独自のECサイトが無く携帯電話キャリアも無いため、競合の楽天経済圏・PayPay経済圏・ドコモ経済圏に比べて小さい点は否めません。

そのため、金融関係に特化したVポイントを活用する経済圏として押さえておき、楽天経済圏やPayPay経済圏などの生活で利用できる経済圏と併用するのが理想的です。

三井住友銀行・SBI新生銀行・住信SBI銀行のどれが良いか分からない

SBI経済圏には、SBIグループの「SBI新生銀行」と「住信SBIネット銀行」、包括業務提携の「三井住友銀行」の3つがあり……どの銀行を利用すれば良いのか?悩ましいところです。

結論から言うと、「三井住友銀行」はSBI経済圏のVポイントの要なので、開設と連携を行うべき銀行です。

そして、「SBI新生銀行」と「住信SBIネット銀行」は同時に2行をSBI証券と連携させる事はできないため……

連携による金利優遇などのメリットが大きな「SBI新生銀行」を開設し連携することをおすすめします。

SBI経済圏は三井住友・Oliveがお得で使いやすい

SBIグループでSBI証券に最も近いのはSBI新生銀行ですが……

包括資本業務提携の関係にある三井住友銀行も負けず劣らず便利な機能を有しています。

SBI証券は三井住友銀行とも連携できる

三井住友銀行のアプリはSBI証券を連携させることができます。

連携後は、三井住友銀行のアプリ内でSBI証券の口座残高や損益状況の確認ができる様になります。

引用:三井住友銀行HP

三井住友銀行アプリからSBI証券に遷移して取引できる

引用:三井住友銀行HP

三井住友銀行アプリの初回ログイン以降は、「SBI証券かんたん投資サイト」に遷移できるので、銀行の残高を確認しながら投資信託の取引をスムーズに行えます。

注文は、金額買付・口数買付・積立設定などが可能です。

《金額指定買付》

引用:SBI証券HP

《口数買付》

引用:SBI証券HP

青と黄色のVポイントで投信積立や国内株式の買付ができる

SBI証券のメインポイントに「青と黄色のVポイント」を選んでおくと「青と黄色のVポイント」で国内株式や投資信託の買付もできて、ポイントを有効に活用できます。

引用:SBI証券HP

SBI経済圏×三井住友・Oliveのおすすめ活用方法3選

ここでは、以下3つの活用方法を解説します。

おすすめ活用方法3選
  1. SBI証券の新NISAはクレカ積立がお得
  2. Vポイントアッププログラムのスマホタッチ決済で7%
  3. ポイントをクレジットカードの支払い金額に使って実質キャッシュバック

1.SBI証券の新NISAはクレカ積立がお得

SBI証券での新NISAつみたて投資枠利用は、クレカ積立がポイントを付与されるので、おすすめです。

経済圏SBI経済圏楽天経済圏PayPay経済圏ドコモ経済圏
証券会社SBI証券楽天証券PayPay証券マネックス証券
対応カード三井住友カード楽天カードPayPayカードdカード
クレカ積立可能額100円~10万円100円~10万円1000円~10万円
クレカ積立ポイント付与率0.5~3.0
※カードランクで変動
0.5~1.0%0.7%5万円以下:1.1%
5万円超~7万円以下:0.6%
7万円超~10万円以下:0.2%
取扱い銘柄数23022333228
年会費無料(カードランクで変わる)無料(カードランクで変わる)無料無料

三井住友カードには、3種類のカードランクがあり、クレカ積立ポイントの還元率が異なります。

三井住友カードゴールド(NL)は、年間100万円のカード利用で翌年以降の年会費が無料となって、1.0%の還元を受けられます。

また、三井住友カードプラチナプリファードは、他には無い3.0%の還元を受けられます。

(2024年9月10日積立締め切り分までは、『三井住友カードプラチナプリファード』のクレカ積立ポイント付与率は5.0%でしたが、2024年10月10日締切分以降は3.0%に変更となっています。)

三井住友カード(NL)三井住友カードゴールド(NL)三井住友カード
プラチナプリファード
カードデザイン
年会費永年無料5,500円(税込)
※年間100万円の利用で、
翌年以降永年無料
33,000円(税込)
貯められるポイントVポイント
クレカ積立還元率0.5%1.0%3.0%
(2024年10月まで5.0%)
クレカショッピング
還元率
0.5%0.5%1.0%

月々のクレカ積立額が大きな場合は、還元率が大きければメリットも大きくなります。

三井住友カードプラチナプリファードの場合、月10万円のクレカ積立で1か月3%の3,000ポイント還元となり、12ケ月で36,000ポイント還元されます。

但し年会費は33,000円(税込)なので、ポイントメリットは薄まってしまいます。

一方、三井住友カードゴールド(NL)では、月10万円の積立で1か月1%の1,000ポイント還元となり、12ケ月で12,000ポイント還元されます。

年会費は5,500円(税込)ですが、年間100万円のカード利用で翌年以降永年無料となり、毎年12,000ポイントを獲得できます。

一般の年会費永年無料の三井住友カード(NL)の場合、クレカ積立では0.5%が還元され、月10万円で1か月5,000円、12ケ月で6,000ポイントの還元になります。

銀行引き落としの積立では還元を得る事は出来ないので、お得なクレカ積立を利用しましょう。

2.Vポイントアッププログラムのスマホタッチ決済で7%

Vポイントアッププログラムは最大20%の還元を受けられるサービスです。

但し、すべてを得るにはハードルが高いものもありますが……

その中のスマホのタッチ決済だけでも7%還元を受けることができます。(通常ポイント0.5%+タッチ決済6.5%)

やる事は対象の店舗で、スマホでのタッチ決済を行うだけです。

忘れずに、VポイントPayアプリのホーム画面の「Apple Pay・ Google ウォレット」のボタンから、お支払いの設定を行って利用しましょう。

20%全てをGetとなると、ハードルが上がりますが……

【内訳】A+B+C+D=最大20%還元

スマホのVisaのタッチ決済・Mastercard®タッチ決済でのお支払いでない場合は、A,C,Dの還元となるため、通常のポイントに加え、13.5%の還元となります。

A:通常ポイント=0.5%還元

B:対象店舗でスマホのVisaのタッチ決済・Mastercard®タッチ決済を利用+6.5%還元

C:家族ポイントに6人以上登録(主会員1人+従会員5人以上)=+5%還元

D:Vポイントアッププログラム対象サービスを利用=+8%還元

以下のVポイントアッププログラム対象サービスを1つでも多く達成できると、お得度は高まります。

対象サービス還元率達成条件
Oliveアカウントのご契約&アプリログイン+1%Oliveアカウントに契約の上、三井住友銀行アプリもしくはVpassアプリへ月1回以上ログイン
Oliveアカウントの選べる特典+1%Oliveアカウントの選べる特典で「Vポイントアッププログラム+1%」を選択
SBI証券最大+2%Vポイント投資や保有資産残高により、達成条件は3種類。
詳細はこちら
住友生命最大+2%「Vitalityスマート for Vポイント」に加入のうえ、Vitality健康プログラムを実施。Vitalityステータスに応じてポイントアップ。
詳細はこちら
Oliveアカウントのご契約&外貨預金最大+2%Oliveアカウントに契約の上
円から外貨預金へ預け入れ。
達成条件は3種類、詳細はこちら
Oliveアカウントのご契約&住宅ローンのご契約+1%Oliveアカウントに契約の上、住宅ローンのご契約があること
SMBCモビット最大+1%OliveアカウントおよびSMBCモビットを契約のうえ、Oliveアカウント契約口座を支払い方法にご登録し利用。

3.ポイントをクレジットカードの支払い金額に使って実質キャッシュバック

買い物やクレカ積立・キャンペーンなどで貯めたVポイントは、クレジットカードの支払い金額にキャッシュバック(充当)もできます。

管理人Mat

1ポイント=1円で充当できるお得なサービスです。
使い道も広がるので、ポイントをムダにしてしまう事もありませんね。

ANAカードを使ってANAマイルの交換率アップ

ANAカードのVISA/MASTERカードが有れば、VポイントをANAマイルに交換することができます。

ANAカードで貯めたVポイントは1ポイント=1~3マイルに交換できて、クレカ積立で貯めたポイントも1ポイント=0.6マイルに交換できます。

筆者はマイルを使っての帰省が多いので、Vポイントはマイルで使っています。

ANAカードの種類交換率
ANAプラチナカード1ポイント=3マイル
ANAゴールドカード1ポイント=2マイル
ANA一般カード1ポイント=1マイル
ANAカード会員(他で貯めたVポイント)1ポイント=0.6マイル
ANAカード会員以外1ポイント=0.5マイル

ANAカードは以下の3種類があります。

持ちやすいカードは年会費の面からも、一般カードとワイドゴールドカードです。

カードデザイン年会費還元率
ANAカード 一般カード2,200円(税込)0.5%
ANA ワイドゴールドカード15,400円(税込)1%
ANAプラチナカード77,000円(税込)3~4.5%

ANAカード 一般カード

年会費2,200円(税込)
初年度無料
還元率0.5%
搭乗マイル10%
入会・継続マイル1,000マイル
付帯保険海外旅行:最高1,000万円
国内旅行:最高1,000万円

ANA VISA/MASTER一般カードは、年会費2,200円で毎年1,000マイルをもらえる、コスパ抜群のカードです。

クレジットカード利用で得たVポイントは1ポイントを1マイルに交換可能できます。

さらに年間6,600円(税込)の移行手数料を支払うと、2倍の1ポイント2マイルに交換可能。

ANA VISA/MASTER一般カードは、マイルを効率よく貯めることのできる三井住友カードです。

ANA ワイドゴールドカード

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: ANAVISA-1-500x319.jpg
年会費15,400円(税込)
還元率1%
搭乗マイル25%
入会・継続マイル2,000マイル
付帯保険海外旅行 5,000万円
国内航空 5,000万円
国内旅行 5,000万円

ANA VISA/MASTER ワイドゴールドカードは、一般カードの2倍の交換レートを持つカードで、1ポイントを2マイルに交換できます。

但し、SBIのクレカ積立に関しては、付与率が最大0.5%と大きくないので、三井住友ゴールドカードの1.0%で積立を行った方がメリット大です。

ビジネスクラスチェックインにも対応しており、エコノミークラス席の予約でも、並ばずにビジネスクラスのカウンターでチェックインが可能です。

付帯保険も海外・国内旅行共に最大5,000万円となっており、別に旅行保険に入る必要はほぼありません。

ANAの属するスターアライアンス系の航空会社を利用する場合や、旅行頻度が高い方におすすめなクレジットカードです。

SBI経済圏の始め方!でよくあるQ&A

Q1.SBI経済圏の特徴は何ですか?

SBI経済圏の特徴は、証券・銀行・カード決済などの金融サービスによりポイントや手数料の優遇を幅広い人が受けられる点で、SBIホールディングスと三井住友グループが核となった経済圏です。

さらに対象のコンビニや飲食店の利用でも効率よくポイントを貯める事ができ、ポイントのキャッシュバック利用やマイルへの交換など、幅広く活用することもできます。

Q2.SBI経済圏と楽天経済圏、どちらがお得ですか?

SBI経済圏は楽天経済圏よりも規模が小さく、日常生活では楽天経済圏の方がポイントを貯める機会が多くあります。

但し、金融サービスでのSBI経済圏には、金利や手数料優遇などのお得なサービスが多くあり、併用することで両者のメリットを活かすことも可能です。

Q3.SBI経済圏のデメリットは何ですか?

SBI経済圏のデメリットは、独自のECサイトや携帯キャリアが無いため、生活全般での経済圏の利用ができない点です。

また経済圏の金融機関に、三井住友銀行・SBI新生銀行・住信SBIネット銀行があり、どれを利用すれば良いのか分からないという声もあります。

SBI経済圏の始め方まとめ

SBI経済圏は、金融サービスが中核のユニークな経済圏ですが、規模はまだ大きくは有りません。

SBI経済圏を上手く利用するポイントは、「Vポイント」を効率よく獲得することにあり……

  • SBI証券と三井住友カード・三井住友銀行・SBI新生銀行を上手く活用すること
  • SBI証券の積立投資(NISA)で三井住友カードの0.5~3%の還元を受けること
  • 対象の店舗で、スマホでのタッチ決済を行って+6.5%を得ること

などです。

ポイント獲得の内容が重ならなければ、楽天経済圏やPayPay経済圏・ドコモ経済圏との併用も十分アリです。

効率の良いポイントや特典のもらい方で、SBI経済圏もしっかりと有効活用していきましょう。

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