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SBI新生銀行は住信SBIネット銀行と何が違う?SBI証券にはどっちがおすすめか比較!

管理人Mat

新NISAの徹底活用を目指して、初心者にも分かりやすいお悩み解決記事を書きました。(ファイナンシャルプランナー2級、AFP)

当記事では、SBIグループの2つの銀行……

「SBI新生銀行」と「住信SBIネット銀行」の違いとは?

「SBI新生銀行」と「住信SBIネット銀行」のおすすめな人

について、わかりやすくまとめました。

『新NISA』でSBI証券を検討中での、銀行検討のお役に立てば幸いです。

目次

SBI新生銀行と住信SBIネット銀行は何が違う?違いを比較

SBIグループにはSBI新生銀行と住信SBIネット銀行の2つの銀行があります。

「SBI新生銀行」は、2021年にSBIホールディングス(株)が親会社となりSBIグループに入った銀行で、前身は2000年に「日本長期信用銀行」から名前の変わった「新生銀行」です。

一方の住信SBI銀行は、2007年に銀行免許を取得したネットのみの銀行で、ルーツは住友信託銀行にあります。

まずは、2行を表で見比べてみましょう。

2行は似ている様で、細かく見ていくと、意外と違っています。

SBI新生銀行住信SBIネット銀行
店舗全28店舗
なし
優遇サービスステップアッププログラムスマートプログラム
普通預金金利0.03%~0.15%0.02%~0.03%
定期預金金利1年定期:0.11%
(キャンペーン金利:0.35%)
5年定期:0.5%
(キャンペーン金利:0.55%)
1年定期:0.1%
5年定期:0.4%
外貨預金金利米ドル:0.01%~1%米ドル:0.5%
外貨為替手数料米ドル往復:12銭~30銭米ドル往復:12銭
振込無料回数/月1回~10回1回~20回
振込手数料同行:無料
他行:75円~214円
同行:無料
他行:77円
ATM無料回数/月5回~回数制限なし2回~20回
ATM手数料入金:無料
出金:0円~110円
入出金:0円~110円
利用できるATMセブン銀行、ローソン銀行、イオン銀行、
ゆうちょ銀行、イーネット、
三菱UFJ信託銀行、三井住友信託銀行、
全都市銀行、商工中金
セブン銀行、ローソン銀行、イオン銀行、
ゆうちょ銀行、イーネット

ではそれぞれを詳しく見てみましょう。

「SBI新生銀行」は実店舗があるが、「住信SBIネット銀行」は住宅ローン店舗のみ

「SBI新生銀行」は、ルーツが「日本長期信用銀行」のため、全国に28の実店舗があります。

一方、「住信SBIネット銀行」はネット銀行の名前の通り実店舗がなく、住宅ローンのみ店舗での相談が可能です。

但し、両行ともネットサービスが充実しているので、実店舗が無くて困ることはほぼ無いと思われます。

SBI新生銀行住信SBIネット銀行
創業2021年2007年
前身新生銀行住友信託銀行
店舗全28店舗
東京11店舗
神奈川2店舗
千葉2店舗
埼玉大宮、
愛知2店舗、
岐阜サテライト、
大阪3店舗
京都、
兵庫神戸、
北海道札幌、
宮城仙台サテライト、
福岡、
愛媛松山サテライト
住宅ローン店舗
札幌、
仙台1店舗(提携1行)、
福島、
東京19店舗
神奈川16店舗、
埼玉5店舗、
千葉6店舗
名古屋3店舗
大阪6店舗
兵庫5店舗
広島
島根(提携1行)
福岡5店舗
熊本
鹿児島
など

「SBI新生銀行」と「住信SBIネット銀行」の優遇サービスの違い

「SBI新生銀行」と「住信SBIネット銀行」共にサービスを優遇するプログラムがありますが、条件が大きく異なります。

「SBI新生銀行」は「SBI証券」との連携だけで、最上位のランクサービスを受けられるので、メリットが大きい点が最大のポイントです。

それぞれを解説していきます。

SBI新生銀行住信SBIネット銀行
優遇サービスステップアッププログラムスマートプログラム
優遇サービス獲得の特徴SBI証券との連携で最上位ダイヤモンドスマートフォンアプリでランク2は簡単
優遇サービスATM無料回数ATM無料回数が月10回(ダイヤモンド)ATM無料回数が月5回(ランク2)
優遇サービス
他行宛振込無料回数
月10回(ダイヤモンド)月5回(ランク2)

「SBI新生銀行」のステップアッププログラム

「SBI新生銀行」のステップアッププログラムには5段階のサービスがあり、段階によって、ATMの無料出金や他行宛振込の無料回数などが変わります。

最上位の「ダイヤモンド」には、SBI証券との連携「SBI新生コネクト」を行うだけで到達します

連携以外では、指定の投資信託に2,000万円以上を投資するなどの条件がありますが、SBI証券との連携だけなので、超簡単に最上のサービスを享受できます。

スタンダードシルバーゴールドプラチナダイヤモンド
ステージ
判定条件
SBI新生コネ
クトの設定
設定のみで
いきなりダイヤ
預入総資産の
年間判定残高
100万円
以上
500万円
以上
2,000万円
以上
指定投資商品の
年間判定残高
10万円
以上
100万円
以上
300万円
以上
2,000万円
以上
⇩優遇サービス(抜粋)⇩
提携金融機関
ATM出金手数料
月5回まで
0円 ※1
回数制限なく0円
※1
インターネット
による他行宛
振込手数料
無料回数/月月1回0円月3回0円月5回0円月10回0円月10回0円
上記を超える
場合の手数料
214円/回
(税込)
110円/回
(税込)
110円/回
(税込)
75円/回
(税込)
75円/回
(税込)
外貨送金の受取り実質ほぼ無料
1件 2,000円キャッシュバック
海外送金手数料
海外送金専用スマホアプリ利用
2,000円/回
または4,000円/回
無料(月1回)
住宅ローン事務取扱手数料50,000円引き
※1

※1.セブン銀行ATM・イーネットATM・ローソン銀行ATM・イオン銀行ATM・PatSat(パッとサッと)・VIEW ALTTE(ビューアルッテ)を利用の場合は無料。
スタンダードステージの場合は月5回まで無料、6回目以降110円(税込)。
ゆうちょ銀行ATM(ファミリーマートに設置のATMも含む)・全都市銀行ATM・三菱UFJ信託銀行ATM・三井住友信託銀行ATM・商工中金ATMを利用の場合、1回あたり110円(税込)。

最上位「ダイヤモンド」の特典は……

  • ATM出金手数料が回数制限なく0円
  • インターネットでの他行宛振込が月10回まで0円
  • 米ドル普通預金金利が年1.00%
  • 外貨送金の受取りが実質無料
  • 海外送金手数料が月1回無料
  • 住宅ローン事務取扱手数料が50,000円引き

など、日ごろの銀行利用や外貨取扱いなどで、メリットを享受できます。

「住信SBIネット銀行」のスマートプログラム

「住信SBIネット銀行」には4段階の優遇サービスの「スマートプログラム」が設けられています。

ランク2は、スマートフォンアプリの「スマート認証NEO」を利用するだけで達成可能で、ATM入出金無料回数と他行宛振込手数料無料回数がそれぞれ月5回まで無料になります。

ランク3は、月の預金残高が300万円以上や住宅ローン、もしくは外貨預金+SBIハイブリッド預金+給与振り込みなどの加点3を得る必要があり、ハードルが高くなります。

ランク1ランク2ランク3ランク4
スマートフォンアプリ
スマート認証NEO
持って
いない
スマートフォン
アプリでログイン
スマート認証NEO利用
スマートフォン
アプリでログイン
スマート認証NEO利用
スマートフォン
アプリでログイン
スマート認証NEO利用
条件Aのうち3点以上
条件Bのいずれかに該当
⇩+条件A(ランク3には3点以上必要)⇩
条件A総額金額残高
月末300万円以上
3点
住宅ローンまたは
資産形成ローン
月末残高あり
3点
ロボアドバイザー
資産運用残高
月末100万円以上
3点
外貨預金
月末残高あり
1点
仕組預金
月末残高あり
1点
SBIハイブリッド
預金
月末残高あり
1点
給与・賞与・
年金受取
月内に入金あり
1点
など
⇩+条件B(ランク4には1つを要達成)⇩
条件B外貨預金+仕組預金
月末合計500万円以上
外貨預金+仕組預金
月末合計300万円以上

住宅ローンまたは
資産形成ローン
月末残高あり
プラチナデビット
カード
(Mastercard)
ご契約
など
⇩おすすめの優遇サービス⇩
ATM入出金無料回数月2回月5回月10回月20回
他行宛振込手数料無料回数月1回月5回月10回月20回

「SBI新生銀行」は「住信SBIネット銀行」よりも優遇サービスが受けやすい

「SBI新生銀行」は「SBI証券」との連携でいきなり最上位のダイヤモンドランクであるのに対し、「住信SBIネット銀行」はSBI証券との連携のみでは何の特典も獲得できません。

「ATM入出金無料」や「他行宛振込手数料無料」の回数特典は、「SBI新生銀行」の方が特典を得やすく、回数面でも圧倒的にメリットがあります

「住信SBIネット銀行」の場合は、「スマート認証NEO」を使うだけで達成可能なランク2狙いが簡単便利です。

「SBI新生銀行」と「住信SBIネット銀行」の金利優遇は?

結論から言うと……

「SBI新生銀行」にはステップアッププログラムでの金利優遇がありますが、「住信SBIネット銀行」には金利優遇はありません

SBI新生銀行住信SBIネット銀行
優遇サービスステップアッププログラムスマートプログラム
普通預金金利0.03%~0.15%0.02%~0.03%
定期預金金利1年定期:0.11%
(キャンペーン金利:0.35%)
5年定期:0.5%
(キャンペーン金利:0.55%)
1年定期:0.1%
5年定期:0.4%
振込無料回数/月1回~10回1回~20回
ATM無料回数/月5回~回数制限なし2回~20回

「SBI新生銀行」ステップアッププログラムでの金利優遇

「SBI新生銀行」は「SBI証券」との連携で達成の「ダイヤモンド」で……

円普通預金金利が通常の年0.11%から年0.3%にアップします。

また円定期預金も3年・4年で年0.210%、5年で年0.310%と、通常から0.01%アップします。

スタンダードシルバーゴールドプラチナダイヤモンド
円普通預金の金利年0.11%
(税引後:
年0.0876%)
年0.30%
(税引後:
年0.2390%)
パワーフレックス
円定期預金
1ケ月年0.130%
3ケ月年0.140%
6ケ月年0.160%年0.165%年0.170%
1年年0.160%年0.170%年0.170%
2年年0.160%年0.170%
3年
4年
年0.200%年0.210%
 5年年0.300%年0.310%

「SBI新生銀行」の外貨預金優遇サービス

「SBI新生銀行」の外貨預金では、米ドルの普通預金金利が通常年0.010%から年1.000%に10倍アップ。

さらに米ドル定期預金や豪ドル定期預金なども、スタンダードから0.020%アップします。

スタンダードシルバーゴールドプラチナダイヤモンド
外貨普通預金米ドル年0.010%年1.000%
ユーロ
豪ドル
英ポンド
香港ドル
年0.010%
外貨定期預金
米ドル
1ケ月年3.500%
3ケ月年4.600%年4.610%年4.620%
6ケ月
1年
年5.300%年5.310%年5.320%
2年年3.800%年3.810%年3.820%
3年
5年
年3.600%年3.610%年3.620%
外貨定期預金
豪ドル
1ケ月年3.500%
3ケ月年3.500%年3.510%年3.520%
6ケ月年3.800%年3.810%年3.820%
1年年4.000%年4.010%年4.020%
2年年3.400%年3.410%年3.420%
3年年3.500%年3.510%年3.520%
5年年3.700%年3.710%年3.720%

「住信SBIネット銀行」には金利優遇がない

「住信SBIネット銀行」の優遇サービスでは、円預金の金利に優遇はなく、どのランクでも金利は同じです。

ランク1ランク2ランク3ランク4
円普通預金の金利年0.020%
SBIハイブリッド預金年0.030%
円定期預金1ケ月年0.030%
2ケ月
3ケ月
6ケ月
年0.050%
1年年0.100%
2年年0.100%
3年
4年
年0.200%
5年年0.400%

外貨預金についても、ランクアップによる優遇はありません

ランク1ランク2ランク3ランク4
外貨普通預金米ドル0.500%
ユーロ0.300%
英ポンド0.950%
豪ドル0.500%
香港ドル0.300%
外貨定期預金
米ドル
1ケ月年2.000%
2ケ月年3.000%
3ケ月年4.100%
6ケ月年5.200%
1年年5.000%
2年3.600%
3年3.600%
外貨定期預金
豪ドル
1ケ月年1.000%
2ケ月年2.000%
3ケ月年3.900%
6ケ月年4.200%
1年年4.200%
2年ーー%
3年ーー%

「SBI新生銀行」と「住信SBIネット銀行」の金利差

「SBI新生銀行」のダイヤモンドと「住信SBIネット銀行」の金利を比較してみると、両行それぞれの通貨で金利の優劣が異なることが分かります。

円預金金利の違い

円普通預金の「SBI新生銀行」金利年0.15%は、「住信SBIネット銀行」の年0.020%より、7.5倍も高くなっています。

円定期預金については、期間によって金利はまちまちですが、「住信SBIネット銀行」の1年は年0.350%で、「SBI新生銀行」年0.060%の6倍近く高くなっており、期間によっては「住信SBIネット銀行」の方が魅力的です。

SBI新生銀行
ダイヤモンド
住信SBIネット銀行
円普通預金の金利年0.15%
(税引後:年0.1195%)
年0.020%
SBIハイブリッド預金年0.030%
円定期預金1ケ月年0.040%年0.030%
2ケ月年0.050%
3ケ月
6ケ月
年0.050%年0.050%
1年年0.060%年0.350%
2年年0.110%年0.100%
3年
4年
年0.210%年0.200%
5年年0.310%年0.550%

外貨預金金利の違い(米ドル・豪ドル)

米ドルに関しては、普通預金・定期預金ともに「SBI新生銀行」の方が高い金利設定です。

豪ドルについては、1ケ月定期は「SBI新生銀行」の方が金利が高いものの、3ケ月~1年は「住信SBIネット銀行」の方が高くなっています。

SBI新生銀行
ダイヤモンド
住信SBIネット銀行
外貨普通預金米ドル年1.000%0.500%
ユーロ年0.010%0.300%
英ポンド年0.010%0.950%
豪ドル年0.010%0.500%
香港ドル年0.010%0.300%
外貨定期預金
米ドル
1ケ月年3.500%年2.000%
2ケ月ーー%年3.000%
3ケ月年4.620%年4.100%
6ケ月年5.320%年5.200%
1年年5.320%年5.000%
2年3.820%年3.600%
3年3.620%年3.600%
外貨定期預金
豪ドル
1ケ月年3.500%年1.000%
2ケ月年2.000%
3ケ月 年3.520%年3.900%
6ケ月年3.820%年4.200%
1年年4.020%年4.200%
2年年3.420%ーー%
3年年3.520%ーー%
5年年3.720%ーー%

SBI新生銀行のメリット

これまで見てきた、「SBI新生銀行」の優遇サービスから、「SBI新生銀行」のメリットを確認してみます。

SBI新生銀行のダイヤモンドステージの7つのメリット

SBI新生銀行の大きなメリットは、SBI証券との口座連携による特典の多さです。またキャンペーンも随時行われています。

ステップアッププログラム ダイヤモンドの特典まとめ
  1. 普通預金の金利優遇と円定期預金のキャンペーン金利適用
  2. ATM出金手数料が、回数制限なく0円(提携金融機関対象ATM)
  3. インターネットによる他行宛振込が月10回まで無料
  4. 他行からの振込入金で50円をもらえる(250円/月まで)
  5. 外貨送金の受取りが実質無料
  6. 米ドル普通預金金利が年1.00%
  7. 海外送金手数料が月1回無料

ATMや他行宛の振込などは日常使いで必要な事柄なので、ステップアッププログラムの特典で無料になるのは、大きなメリットです。

1.普通預金と定期預金の金利優遇

SBI新生コネクトのダイヤモンドでは、通常0.3%の普通預金金利が、0.15%と5倍に優遇されます。

引用:SBI新生銀行HP

また、新規で口座を開設して3ケ月の円定期預金をした場合は、キャンペーン金利年1.0%が適用されます。

引用:SBI新生銀行HP

この他に1年もの金利年0.4%も併用可能です。

引用:SBI新生銀行HP

SBI証券との連携での優遇特典利用には連携から2ケ月が必要です。優遇サービスを受ける前から、特典に相当するメリットを享受できます。

2.ATM出金手数料が、回数制限なく0円(提携金融機関対象ATM)

SBI新生銀行は、セブン銀行ATM・コンビニATMのEnet・ローソンATM・イオン銀行など、約6万台に近いATM使え、ダイヤモンドステージは何回利用しても手数料は0円です。

コンビニでは、セブンイレブン・ファミマ・デイリーストア・ローソン・ミニストップなどのATMが無料で利用可能です。

引用:SBI新生銀行HP

3.インターネットによる他行宛振込が月10回まで無料

SBI新生コネクトのダイヤモンドでは月10回まで無料で振込ができます。

クレジットカードや光熱水費の支払いなど、銀行間送金は毎月発生するものですが……

これまで振込手数料がかかっていた場合は、ゼロにできます。

引用:SBI新生銀行公式ページ

4.他行からの振込入金で50円をもらえる(250円/月まで)

ダイヤモンドステージでは、キャッシュプレゼントプログラムを利用できます。

他行から1回1万円以上の振込入金で50円がもらえるというものです。

最大月5回までなので、250円(年間最大3,000円)を振り込むだけでもらえます。

管理人Mat

但し、SBI新生銀行アプリより毎月エントリーが必要なので忘れない様に注意が必要です。

5.外貨送金の受取りが実質無料

ダイヤモンドステージでは、他の銀行から送金されると2,000円キャッシュバックされます。

外貨送金では受取手数料がかかりますが、キャッシュバックでほぼ0円になります。

6.米ドル普通預金金利が年1.00%

SBI新生コネクトのダイヤモンドでは、米ドル普通預金金利が通常の0.02%から0.1%に5倍も優遇されます。

4項の外貨送金の受取り実質無料と合わせて、外貨預金をまとめてみるのもメリットの1つですね。

7.海外送金手数料が月1回無料

海外への送金は、一般的にインターネットバンキングで3,000円程の手数料がかかります。

SBI新生コネクトのダイヤモンドステージになると、海外送金が月1回まで無料になります。

管理人Mat

海外へ仕送りや送金があるご家庭では助かる特典ですね。

SBI新生銀行その他のメリット

住宅ローン事務取扱手数料が50,000円引き

SBI新生銀行の財形貯蓄を利用していると、パワースマート住宅ローン優遇制度が適用されて住宅ローンの事務手数料が50,000円引きになります。

将来住宅購入を考えている場合は、借入候補として検討してみる価値があるのではないでしょうか。

ことら送金で10万円以下は手数料無料で個人宛送金ができる

引用:SBI新生銀行公式ページ

「ことら送金」は新生銀行アプリを利用した、1回当たり10万円以下を無料で個人宛送金ができるサービスです。

送金先の銀行口座だけでなく、携帯電話番号やメールアドレスでも送金できます。

管理人Mat

ことら送金とダイヤモンドステージの10回の無料振込があれば、振込手数料はゼロにできそうなサービスですね。

SBI新生銀行のデメリット

メリットの多いSBI新生銀行ですが、デメリットが無い訳ではありません。

実店舗は少ない

一般的な銀行に比べると、実店舗は少ない銀行です。

実店舗での資産運用やローンの相談などを行いたい場合は、地域が限られてきます。

SBI新生銀行
店舗全28店舗
東京11店舗(日本橋本店、銀座、新宿、渋谷、二子玉川、
池袋、上野、吉祥寺、町田、八王子、京橋サテライト)、
神奈川2店舗(横浜、藤沢)、
千葉2店舗(津田沼、柏)、
埼玉大宮、
愛知2店舗(栄、名古屋駅)、
岐阜サテライト、
大阪3店舗(難波、梅田、天理中央)、
京都、
兵庫神戸、
北海道札幌、
宮城仙台サテライト、
福岡、
愛媛松山サテライト

といっても、ネット銀行と比べると実店舗もあるので、昨今の銀行利用の形態からすると大きな問題ではないのかもしれません。

ダイヤモンドステージの特典が減ったので今後が心配

2024年6月1日から、ダイヤモンドステージでのインターネットによる他行宛振込手数料の無料回数が、月50回から10回に減ってしまいました

もっとも月10回も無料振込できれば、一般的には十分事足りるはずですが、今後も減って行かないか心配な点です。

また特別御礼円定期預金の金利も、2024年3月1日(金)から金利年0.5%と、それまでの1.0%から下がっています。

口座数が伸びて預金額が増えてくると、特典が減ってくる可能性はありますが、普通預金は0.15%と圧倒的に良いので、メリットの多いうちに利用しておくのがお得ともいえます。

SBI新生銀行と住信SBIネット銀行はどっちがおすすめ?

以上のメリットやデメリットから、SBI新生銀行と住信SBIネット銀行のどちらがおすすめなのか見てみましょう。

SBI新生銀行の利用がおすすめの人

SBI新生銀行は、ダイヤモンドステージの特典を簡単に獲得できて、以下の人におすすめです

他行への振込回数が多い人

給料の受取口座や、資金の取りまとめ口座に「SBI新生銀行」をしておくと、クレジットカードや光熱費などの他の引き落とし銀行への振込がほぼ無料で行えます。

管理人Mat

月10回まで無料なので、「ことら送金」と併用すれば、送金は無料で済ますことができますね。

ATMを使用する機会が多い人 

全国各地に約6万台に近い提携ATMがあり無料で利用できるため、ATM利用が多い人には非常に便利な銀行です。

住信SBIネット銀行の利用がおすすめの人

住信SBIネット銀行はSBI証券との連携での「SBIハイブリッド預金」のメリットに合致する、SBI証券の買付を頻繁に行う人におすすめです。

住信SBIネット銀行のハイブリッド預金はSBI証券の買付余力に自動反映されます。

入金する手間も必要ないので、証券取引を頻繁に行う人には住信SBIネット銀行の利用が最適といえます。

まとめ

SBI新生銀行と住信SBIネット銀行は、それぞれ異なるメリットのある銀行です。

どちらを選ぶかは、利用者のニーズや目的によります。

預金を重視するならSBI新生銀行、投資を重視するなら住信SBIネット銀行が適してるといえますが……

新NISAでクレカでの積立投資や、時々の成長投資枠での買付であれば、SBI新生銀行でも十分対応できると思います。

簡単に最上ランクのダイヤモンドに到達できるSBI新生銀行は、SBI証券の利用と共に、まず押さえておきたい銀行といえるのではないでしょうか。

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